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コンクリートの床の上で育っているツバメ

2017年10月07日

※リンクは切れてますが記録しておきます



ど根性ツバメ すくすく ひな4羽、巣から落ちてもコンクリート床の上で生活 
石川県能美市[2017/07/24]中日新聞

能美市荒屋町の南裕明さん(79)方の納屋で、
巣から落ちた4羽のひなが、コンクリートの床の上ですくすくと育っている。
自宅で10年以上ツバメの子育てを見守ってきた南さんは
「落下は初めて。大きく育って何とか無事に巣立ってほしい」と成長を見つめている。
(吉野淳一)

南さん方の車庫と納屋には毎年、十個前後の巣ができる。
南さんは車庫の入り口に外敵の猫などの侵入を防ぐネットを張り、
納屋ではツバメだけが出入りできるよう窓を十センチほど開けている。

今年は三月二十九日に初めて巣作りを確認。
現在は計十五個の巣がある。

一羽目のひなが落下したのは一週間ほど前。
高さ約二メートルにある巣から落ちたとみられる。
南さんは空の巣に戻したが、すぐに再び落下。
同日中に別の二羽が落ちているのを見つけ、二十一日に四羽目を発見した。

四羽は現在、仲良く寄り添い、親鳥が戻ると大きく口を開けて餌をせがんでいる。

南さんは
「元気に育っているので巣に戻すのはやめた。四羽が落ちた詳しい経緯は分からない。


 親鳥は別の親の子どもも育てている可能性がある」と話す。

日本野鳥の会福井県によると、
ツバメのひなが親鳥から餌を受け取る際に巣から落ちる例は時々あり、落下を機に子育てをやめる親鳥もいる。
「優しい親鳥なのだろう。そっと見守りたい」と南さん。
ひなは巣立つまであと二週間ほどかかるという。




巣に戻しても何度も落ちるようだったり
ヒナがみんな巣から出てしまうようなら戻さない方が良いこともある

ツバメなりの理由があって巣を出た可能性


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ヒナが落ちていたら | コメント(5)

ツバメのヒナちゃんが落ちていたらどうしましょう

2017年08月05日
今年の出来事を踏まえ
来年に向けて頭を整理しておこうと思います


ツバメは、3週間ほどを巣で過ごしてから巣立つ
そのときには、すでに十分な飛翔力が備わっていて
巣立ってすぐに親と一緒に大空を飛べることが多い

ということを考えると
まだ飛べそうにないように思われる日数で巣から出て
地面に落ちていると、「巣から落ちた」と判断してしまう

だけど、そのときは、あわてて拾わずに一呼吸置いてから
親鳥とヒナちゃんたちの様子を、そっと観察してみよう


まず、生まれてからの日数
ツバメ以外の小鳥の巣立ち日数と比べてどうか
2週間くらい経っていれば
何らかの理由があっての早めの巣立ちかもしれない、ということ

親鳥の様子として、巣立ちを促す鳴き声や
ヒナちゃんを誘導しようとする行動があるかどうか
給餌の様子はどうか

ほかのヒナたちは、どうしているか
みな巣の中にいて、落ちているのは1羽だけかどうか
ほかにも巣から出たヒナがいるのかどうか

巣から出たヒナの様子
元気かどうか、怪我はなさそうかどうか
親の声に反応しているかどうか
成長は生後日数からみて順調な様子かどうか

そして、巣の確認
ダニが湧いてないかどうか
ほかにも異常がないかどうか
巣から出ることになった理由は何か



*生後2週間が経っていて
親が誘導する様子があり
複数のヒナちゃんが巣から出ているときは
そのまま、ツバメさんに任せる

*1羽だけの場合は、
続けてほかのヒナちゃんも出るかどうか、しばらく様子を見る

*早い巣立ちではなく、落ちたと判断できたら巣に戻す

*巣に戻すときは、
必ず巣に異常がないことを確認してから戻す
拾ったヒナにダニが湧いてないかどうか確認する


そして、何よりも、
早めの巣立ちをせざるを得ない状況にならないよう
ダニの発生や天敵には気をつけること



ヒナを拾わないで
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ヒナが落ちていたら | コメント(0)

ツバメのヒナちゃんが地面にいても、落ちたのではなく早めの巣立ちだという考え方

2017年08月03日
「巣立ったヒナを拾わないこと、巣に戻さないこと」

これは、皆さんもご存じのとおり
野鳥の巣立ちヒナを見かけたときの鉄則

胸が痛くなるほどに弱々しく見えて
助けてあげないと絶対にダメになるように感じても

そこには
人の尺度では測れない逞しさが存在する

親鳥は絶対にヒナを見捨てない

見捨てることがあるとすれば
それは、むしろ、人の手が及んだときかも

親鳥とヒナの関係を壊さないように
人は親鳥を信じて任せることが大事



と、いう基本の考え方はツバメさんにも当てはまるはず


ツバメのヒナは普通は十分に飛べるようになってから巣立つ

だけど、早めの巣立ちもあり得ると思うようになった


早めに巣立ったヒナを
「巣から落ちた」「巣から間違えて飛び出した」と思ってしまって
拾ってしまったり巣に戻してしまったりするけれど
それは、間違いなのではないかと思うようになった


ほかの野鳥ならば、
ほとんどの場合人に気づかれることなく巣から離れることができるが
ツバメは人のそばで営巣するので
巣立ちを見かけるチャンスがほかの野鳥よりも多い

ツバメのヒナが地面に落ちていたら人目に付きやすいし
ツバメは飛べるようになってからの巣立ち、という先入観もあり
「巣から落ちた」と思って拾ってしまう、ということになる


もちろん、本当に「落ちた」場合もあるけれど・・


例えば、メジロやヒヨドリはわずか10日で巣立つ

2016年のヒヨドリ子育ての観察では
まさに「巣立つ」というより「巣から落ちる」状態での巣立ちだった
ヒヨドリさんの巣立ち2016.7.27

ほかの小さな野鳥についても、ツバメのように3週間も巣にいることはなく
だいたい10日~2週間程度で巣立つのが当たり前
ヒナはほとんど飛べない状態でも、懸命に親の誘導に付いて行って成長する
十分に飛ぶことが出来なくても親鳥の庇護の元で育ってゆく


ツバメも何らかの理由で長く巣にいることを選ばず
巣立ちを早めることがあるのではないか

そうであれば、
人が保護したり、巣に戻すことはしてはいけない
人の優しさも仇となり、ツバメさんにとっては、有り難迷惑



2019年今年の出来事は
ダニがヒナちゃんの体力を奪ってしまわないうちに
巣立ちを早めたのだと思うに至った

もし、ヒナちゃんにダニが湧いていても
巣から出ればダニは次第に自然に落ちてゆくはず
ほかの野鳥のヒナたちは、、そうして生きていってる


大家は、余計な手出しをして親子を引き離し
せっかく意を決して巣立ったヒナちゃんを巣に戻して苦しめ
結果的に2羽のヒナちゃんを死に至らしめたことになる

特に、最後のヒナについては
必死に親について行こうと4度も巣立ちを試みとうとう力尽き
親の方もヒナを見失ってあきらめ来なくなった、と想像する



そして、
健康なヒナちゃんが3週間を無事に巣で過ごすためには
可能な限りのダニ除けはもちろんのこと
チェックもさらに確実にすべし、という教訓も得た


*****************************

早目の巣立ちと思われる今年の報告例を載せておきます
お寄せいただいたコメントを一部転載させていただきますが、
ご了承くださいますようにお願い致します


以前ご近所ツバメの巣立ち雛が、例年より小さいとお伝えしましたが、その中でも極めて幼い雛達もいました。全身産毛だらけで、何故親が巣立ちさせたのか?と疑問だったのですが、ハプニングで、巣立ちに至ったのかもしれない。特に小さい一羽が他のツバメに、ぶつかられてたのですが、怯まず電線の上で喧嘩して、追い払ったのです。小さくても強い子もいますね。大家さんの3羽の雛ちゃんも、大丈夫な気がします
(モンちゃんさんより)


アパートのドアの上に巣があり、雛が成長して来たんですが、ある日姿がいなくなり、まさかと思ったら、階段の裏側と置いてある自転車と挟んでひっそりと潜んでました。
かなり成長してて、まあまあ巣立ち前の気がします。


保護されて人工巣に移されましたが飛び出たとのことです
私がダニ駆除をしたヒナの記事をご覧になって

私が捕まえた時は正に写真のとおりの姿でした!
(ちゃぼさんより)


今困っているのは、昼間に一度は脱走するんです。「いないっ!」と思って、冷や汗かいて探すと、近くにいました。昨日は、巣のすぐ近くで見つかったのですが、今日は、巣から20mくらい離れたところで見つけました。親鳥は、周りで旋回して心配そうにしていました。巣に戻してあげると、安心したように、また親から餌をもらって、お昼寝したりしています。
どうして脱走してしまうんでしょう?
10mくらいは飛びますが、まだ、電線とかまでは飛べないようです。

(ふくふくさんより)


孵化後16,17日目での巣立ちはご経験ありますか?
その日は、親が子供たちに飛ぶよう促してるみたいだと話してはいたのですが、巣立ちにはちと早いような、かといって、何かに襲われた形跡はないのです。気付かない内に襲われることもあるのでしょうが、レスキュー隊もスタンバイしており、何かに襲われるタイミングはなかったはずです。親と一緒に飛んでいる子らしき姿も確認しました。何かに襲われる状況というのが非常に考えにくい状態とタイミングでしたので、巣立ちだと思っているのですが、、。
孵化後16日.17日であれば、十分巣立つことができるでしょうか、なにか、そんなお話を聞かれたことがございますか?
最初に3羽、翌日に2羽いなくなりました。

(ぴょん子さんより)


ほかにもありましたら、ご連絡よろしくm(_ _)m

*****************************


自然のままに、ツバメさんの力を信じることも
とても大事なことだと痛感した今年でございました

ツバメ可愛さのあまりに
野鳥であること
野鳥の尊厳を守ってあげること
それを忘れてしまわないように肝に銘じます


そして、皆さまのご相談にご返事を差し上げた自分自身が
野鳥に対する基本姿勢を実行出来てなかったこと、猛省しております



ヒナを拾わないで
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ヒナが落ちていたら | コメント(13)

雛が落ちていたら・・

2011年01月10日
つばめが帰ってくるまで、、
早いところでは、もうあと2ヶ月ほどでしょうか
月日の経つのは早いですねぇ
これからつばめ日記が始まる前に、皆さまにお願いしたことを
いくつか考えて書いてみようかと思います


まず、今回は、

落ちているツバメの雛を見つけたら、どうなさいますか~

私は、まず真っ先に親ツバメに返すことを考えてほしいと思います

でも「一度でも人が触って、人の匂いがついてしまうと、もう親はその雛を育てなくなる」
と、おっしゃる方もいて、

すぐに動物病院へ連れて行ってしまったり
ご自分で育てようとなさる方もおいでのようです

ですが、実際は、

「ツバメは人の匂いなんて気にせずに、立派に雛を育てあげる野鳥なのです」
「人が雛を触っているのを見ても、その雛を放棄することはありません」


大家の過去の日記でも、それぞれの理由で大家が雛を救助する場面がありますが
かつて、それが理由で、育児を放棄したことは一度もありません

巣ごと落下してしまった雛も、代用巣をつくって親に返せば
親はそのまま引き続き育雛を続けます

(例)玄関外のツバメの巣が元気な雛6羽とともに崩れ落ちていました。どうすればいいのでしょうか?
『カップ麺の器などに入れて元の巣のできるだけ近くに、ヒナを戻してあげてください。
代わりになるものの深さは5~6㎝ぐらいが良いようです。
あまり深すぎるとヒナが糞を巣の外に出せなくなります。
代用巣はできるだけ高い位置、天井の間際にとりつけましょう。
地面に近いと親ツバメが近づかない恐れがあります。
カップ麺の器は半分にして壁に貼り付けてあげるといいようです。
また、ガーデニング用のハンギングバスケットや、かごが代わりになったという事例もあります。』

(↑転載させていただきました。代用巣の写真があります。)


人が育雛に関して手助けをしても大丈夫な例として
昨年の営巣でダニの被害に合われた方からの報告を紹介しておきますね

むろん、だからと言って、むやみに野鳥の世界に介入することを
勧めているわけではありませんので、誤解のありませんように・・


『昨日は巣に戻した後そのまま巣から落ちることなく4羽とも給餌をうけてましたので
やはり様子をみたほうがいいのかと思ってましたが、朝1羽落ちてたので拾い上げると
やはりダニがすごいので決心してノックレンの使用注意を見ながらガーゼに噴霧してから
拭き取り準備しておいた仮巣に入れましたが親の給餌がなく手遅れでした・・
巣に居る3羽のうち1羽もまったく見えなくなり、これでは残り2羽もダメだと思い巣から取り出し
ノックレンで拭き、巣の中で冷たくなった子も取り出して巣にもノックレンを噴霧して
ドライヤーで乾かし、しばらくは2羽を仮巣に移したのですが
親がまったく給餌をしないのでミルワームを買ってきてあげました。
巣から取り出して2時間ぐらいでしょうか、親がやっと給餌を始めてくれました』


そして、残った2羽の雛は引き続き親ツバメが世話をして
成長は遅れましたが生後26日目に無事に巣立つことができました
人が雛を触っても親ツバメは育雛を放棄しないということの事例でした


2007年5月29日
生まれたばかりの雛たち posted by (C)緋佳
(2007年5月29日撮影 まだ産毛が乾いていません)


雛は親に返してあげるのが一番です
人がどんなに愛情をこめて育てても、親に勝るものはありません

◆親はいろんな昆虫を絶え間なく運び続けて雛を育てます

あなたは、親と同じように一匹一匹と、
少しの間隔をあけながら絶えず餌を与え続けることは可能でしょうか
たぶん、1日に何回か、数匹をまとめて与えることでしょう
ツバメの雛にとって、それは不自然な食事方法ではないでしょうか
雛は完全に満腹でもなく完全に空腹でもない状態でいることが多いように思うのです
極端な満腹と極端な空腹は、雛にとってとても負担になることでしょう


◆親は昆虫しか雛に与えません

あなたが雛を育てようとしたとき親と同じだけの昆虫を捕ることができるでしょうか
たぶん、あなたは雛の餌としてミルワームや野鳥用のすり餌に頼ることになるでしょう
昆虫を与えるにしても多岐にわたる種類ではなく、簡単に捕れるバッタのような昆虫に偏ることでしょう
そして、雛は栄養的に偏ったり、栄養不足におちいることが多いのです
盲目になったり、立てなくなったり、可哀想なことになることがあります


◆親は巣立ちから1週間はつきっきりで生きてゆく術を学ばせます

無事に成長したとして、あなたは巣立ちした雛の面倒は見られません
巣立ちのときを迎えて飛び立っても、すぐには自力で餌が捕れないかもしれません
巣立ち後も雛は親に甘え、親鳥は巣立ち後も雛に給餌をします
もし1日食べられなければ、雛には悲しい運命が待っています
巣立ち後の1週間は、ツバメがツバメとして生きてゆくための学びの1週間
その1週間で覚えることを、あなたが教えてあげられるわけがないのです
育てて空に放てば良いということではないのですね


以上のようなことを踏まえていただき

可愛いから育ててみよう、とか
面倒だから動物病院に持って行けば良いんじゃない、とか

そうではなく

まずは巣があれば巣にもどす努力を
巣ごと落ちていれば、巣の代用となるものを作ってあげる
、ということで
親ツバメが雛を育て続けることができるように
工夫してくださいますようにと、お願いしたいと思います

ご自分で育てるか、動物病院などにお願いするかどうかは
親ツバメに返すことが不可能な場合にお考えくださいますように・・


どうしても、雛を育てざるを得ない場合もあると思います
そういう方の体験談を載せておきますのでご参考になさってください

『私は、落ちていて巣に戻すことができなかった雛を、
何羽か育てたことがあります。
それはそれは、大変です。

主に餌となるミルワームの飼育もしければなりません。
ミルワームに餌をやり、1日に何回か脱皮した抜け殻を取り除き、
週に1度フンをふるいにかけて取り除き、
それを10パック以上確保してやらなければなりません。

ミルワームだけでは、栄養失調になるので、バッタやチョウなど昆虫採集もします。
ドッグフードや九官鳥の餌に栄養剤を混ぜて、食べさせるのも至難のわざです。

かごの中では飼うことはできませんので、家の中を飛び回っています。
飛びながらフンをするので、壁やらあちこちフンがついて、それを掃除するのも大変です。

巣に返すのが一番よい方法だと思いますが、高いところにあって返せない場合は、
自分の責任において育て、自然に返して、
多分自然の摂理によるところになることを覚悟の上、保護しましょう。』


◎とても参考になります
  
ツバメの雛、保護から放鳥までの記録

 
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